太極拳の精神
タイチスタジオのヨウコです。
今日は太極拳の精神についてお話したいと思います。初めて聞いた方多いかもしれませんが、私と一緒に面白く勉強しましょう。
ゆっくりとした太極拳を長時間続けると、脳内にエンドルフィンやセロトニンが分泌されます。エンドルフィンは脳に快感を与え、セロトニンはリラックス効果と心理的落ち着く効果を与えます・・・などの話しを今までよく聞きました。今回太極拳を新しい視点でみていきましょう。
太極拳の精神はいくつのポイントがあると思います。正しい練習が続くと心態(心の状態)が変わっていきます。
謙和(謙虚、穏やか)、自信、包容(包容力)、和諧(調和)、至善(人間の最高の目的・理想で、行為の根本基準となる善)を上げる事ができます。
心態(心の状態)を与える効果について話しましょう。
こころの健康を保つためには、いくつかの要因があります。
(1)ストレスの正しい知識を得る
(2)健康的な、睡眠、運動、食習慣によって心身の健康を維持する
(3)自分自身のストレスの状態を正確に理解する
(4)リラックスできるようになる
(5)ものごとを現実的で柔軟にとらえる
(6)自分の感情や考えを上手に表現する
(7)時間を有効に使ってゆとりをもつ
(8)趣味や旅行などの気分転換をはかる
などが挙げられます。
太極拳の練習で感情に気づいて表現できること(情緒的健康)役に立ちます。
呼吸と動きにあわせて、ゆっくりと深く行ないますが、これにより自律神経のひとつである副交感神経を活発にします。副交感神経は「リラックスの神経」とも呼ばれ、精神を落ち着かせる効果があります。個人がストレスに対処する能力を高めることが期待できます。ポジティブで安定したメンタルバランスを保つことができることになります。そして、正義の気を上げます。
簡単に説明すると、気分が明るくなり、暗い気持ちになりにくいことです。また、じっとゆっくり精神集中、自分自身に向かい合うことで心神合一の効果があると言われています。
より効果的な学習を得ることができるのが、リラックス状態だと聞いたことがありますが、タイチの呼吸やストレッチ、基本動作などで呼吸を変えることで、リラックス効果が早く効きます。
普通の呼吸より、もっと深くになることを自分は感じますね。
リラックスしている時には得る深い部分からのイメージやメッセージを受け取りやすくなります。いつでも冷静に考え、脳で分析することで能力をアップすることを期待しています。
ぜひ太極拳の体験にいらしてくださいね。お待ちしております。
yoko